ロンネブルク城の馬上槍試合(Ritterturnier auf der Ronneburg)

Ritter ヘッセン州

Burg Ronneburg

ロンネブルク城ではよく中世イベントが行われます。そのイベントの一つであるトーナメント祭を見に来ました。どのイベントも見どころ満載です。


中世生活ショー
ロンネブルク城の歴史はそれぞれのページをご覧ください。

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祭の売店

 日本のお祭りと同じように,多くの出店が出ていました。メニューはリッタービア(Ritterbier。Ritter:騎士,Bier:ビール)にリッターソーセージ(どうみてもチューリンガーソーセージ)といった品々です。いろいろなものに“Ritter”がついています。こういうノリは大好きです。

剣劇

 城門に差し掛かったところでハーフプレートアーマーを来た人たちがぞろぞろと中に入っていきました。ガシャンガシャンガシャンと歩みに合わせてプレートアーマーは音を立てています。

 しばらくすると,太鼓の音と共に先ほどすれ違った鎧を着た人たちが行進してきました。

 タン タタタタカタカ タカタカタタタン タカタン タカタン
 太鼓の音が鳴り響く,

剣劇


 チャンバラが始まった。

 カキーン カーン カーン ブ~ン カン


 ちょっと振り送れたり,盾を出すのを忘れたりしたら,場合によっては怪我だけではすみません。竹光ではない。刃がないとは言え本物の金属音が鳴り響きます。

 初めは歩兵クラス?の人で剣と盾だけ。だんだん階級は上がっていき,ハーフプレートを来た人,剣と斧だけの人,斧の刃と刃がぶつかり合う。斧はパワーがあるだけに見ているだけで恐い。盾を見れば実際にかなりボコボコです。更にヘルムをかぶった将校クラス?の人のド迫力!!

トレビュシュット(Schleuder)の実演

 引き続き,投石器トレビュシュット(Schleuder)の実演が行われました。

Balide

トレビュシュットの実演

 そ~れ,そ~れ
 紐を引っ張って下に降ろし,セッティング。

 「手を挙げて。その手を頭の上に乗せて。10,9,8,・・・3,2,1,ダメダメそこの子,ちゃんと頭に手を乗せて。ではもう一度。3,2,1,発射!!」

ポ~ン!!

 よく飛びます。実際に飛ぶところを見ると,感動します。さすがは攻城兵器。城壁よりも高く飛ばなくては意味がないですからね。飛ばした石は後で拾うのでしょうか。

トーナメント

 その後,祭りのハイライトであるトーナメント(Ritterturnier)会場に移動します。開始時刻までまだ30分以上もありましたが,場所取りの意味もあってそのまま待機しました。

 会場に流れていた音楽が止まり,マイクの確認が行われた後,選手が紹介されました。その後,音楽と共に1人1人旗を持って選手が入場していきます。ゲレンデ1週。かっこいいです。

 おや?この人は他の人と音楽が違う。衣装もなんか違う。悪役にちがいない。
 えっ?プリンセス?女性もいるの!?!

配役: 兵卒1,兵卒2,兵卒3,悪役子分,悪役親分,プリンセス。

整列した騎士たち

 ヘルムを脱いで,旗をランスに持ち替えて,まずは輪っかをランスに通す競技。
 ランスを剣に持ち替えて,両側に置いた標的を剣で打ち落としていく競技。
 先に針のついたランスを持って,地面に置かれた標的を突き刺す競技。
 (これが一番難しいらしくて,悪役親分以外は成功しませんでした。さすが親分。)
 悪役子分の馬が不覚にも滑って,馬の足の心配もあってとりあえず走って終わり。足は大丈夫かな?
 ランスを標的に突き刺す競技。

 この辺はさながら馬術大会を見ている気分です。

 標的をランスで突いて,それが何回回転するか競う競技。
 悪役親分は回転を途中で止めて,プリンセスの邪魔をする。
 もちろん観客からはお約束のブーイング。

悪役親分

 時々悪役のチビッコいじめものが間を持たせるために入ります。

 「おまえの頭を真っ二つにしてやろうか。ガッハッハッハッハ~!」
(戦隊ものや仮面ライダーショーのノリだと思って下さい。)

 チャンバラも時々はいります。悪役ぶりが良いです。当然観客からはお決まりのブーイングの嵐。

 歩兵役の人が盾を持ち,それを剣で叩いて歩兵役の人が何秒で立ちあがるか。
 (これはお芝居だね。悪役親分の時は倒れなかった。それにしても打たれ役は一歩間違えれば大怪我ですよ。良い子は真似しないでください。)

 その後,この役をやった人の騎士叙任式(Ritterschlag)が行われました。
 プリンセスから剣で肩を叩いてもらってヘルムをもらい,めでたく騎士階級の仲間入りとなります。そんなストーリーまで組み込まれているとは驚きです。

 弓で標的を撃つ競技は,悪役親分とプリンセスだけでした。難しいのでしょうか
 「モンゴル人のように~。」とナレーターが言ってましたが,チンギス・ハンをイメージしてのことでしょうか。

 そしていよいよクライマックスのトーナメント!!
 中央でランスをカ~ンと合わせて挨拶をした後,両端へ。
 馬を走らせて・・・・・・・・・・・・,ドッカ~ン!!

 負け役の兵卒の人は落馬して,ゴロゴロゴロ~。
 落ち方上手い。でも,失敗した時が恐い。木製のランスがお互いに突いてから,負け役の人はタイミング良くうまく受け身を取ってケガをしないように落馬しなくてはいけないんですよね。馬を走らせてぶつかり合うだけでも,大変なことだとおもうのですが,さらに落馬の演技をするというのは凄いなとおもいます。

 お芝居がしばらく入った後,悪役親分とプリンセスの一騎打ちが行われました。兵卒の人はヘルムをかぶりませんでしたが,プリンセスだけはヘルムを被ります。プリンセスは馬から落ちる瞬間ヘルムをバッと脱いで,ゴロゴロゴロ~,バタッ!!と華麗に落馬。

 最後は悪役親分とプリンセスの剣闘...,いや決闘が行われました。
 悪役親分,とりあえず剣を地面に刺して,シコ踏んで(な,なぜにそこで四股を踏む)。
 塩の変わりに雑草を 〃\( ̄^ ̄ ))パッ((  ̄^ ̄)/ヾ パッ

 いざ,決闘!!

 カンカン,カキンカキン,ブ~ンブ~ン,カキ~ン

 時々悪役子分の邪魔が入ります。悪役親分やられる。見ていて笑える。
 倒れる部分の地面を綺麗に整えてから(観客大爆)...,バタッ!!

 最後にもう一度出場者の紹介と出場者の挨拶をして終了しました。この後,チビッコには馬に乗って1周するサービスが行われました(プリンセスが乗っていた馬はこの日機嫌が悪かったので用いられず)。

 馬に乗って,ポラロイドカメラで記念撮影するサービスがありました。途中こけた悪役子分の馬が使用されていました。やっぱり足の不安があるからなのでしょうか。

 悪役親分をやった人がアナウンスしていていたのですが,演技中はデーモン小暮ばりのダミ声でしゃべっていたせいか,悪役親分がアナウンスをしているとは全然が気付きませんでした。

 スタッフ控え室の入り口にはプリンセス役の人が立って,観客からチップをもらっていました。

 ほかの場所ではジャグラーが行われていたり,中世の服を着た女性が絵本の朗読をしたりしていますた。