ベルクフリート(Bergfried)とは

Burgruine Koenigstein ドイツの城の構造

強固で高い塔のこと。英語ではキープ(keep),仏語ではドンジョン(donjon)と言います。日本語ではよく『天守』と訳されているのをよく見かけます。城の重要な基本構成要素の一つです。

ベルクフリートの役割は,ブルクの他の部分を見下ろすことによって管理することと,有事の際の最後の砦となることです。下層部分は敵の侵入を防武為に窓も入り口もまりません。そんな下層部は古くは穀物倉として使用されたりすることもありました。

光が差さない真っ暗なベルクフリート下層部は,牢獄として使用される例も多く見られます。真っ暗なベルクフリート下層部の牢獄に閉じ込められ,上からロープで水や食料が届けられます。何か月も閉じ込められていたという記述を,時々見かけます。

高さは大体環状壁の倍であり,14~40 mあります。平均は23 mです。

入り口は高さ5~10 m のところにあり,はしごで登ります。また,歩廊から渡ったり,跳ね橋が掛かっているタイプのものもあります。入口の扉は平時は閂でしっかり閉じられています。

エプシュタイン城(Burgruine Eppstein)廃墟のベルクフリート
1階に入り口はありません。