中世の生活– category –
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中世の騎士(Ritter)とは一体どんな存在だったのか?
中世ヨーロッパ、または中世ヨーロッパ風世界観の物語には必ずといっていうほど登場する騎士。 みなさんは、騎士に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか? よくある騎士のイメージは、悪いドラゴンを倒し、お姫様を救い出すような英雄物語に登場す... -
中世貴族たちの娯楽と遊び
中世の人々も、仕事や勉強ばかりでなく,遊びの時間もありました。 日曜日や祝日は,普段の日常とは違い,娯楽を楽しむ時間がありました。 【中世の子どもたちの遊び】 小さい子供は遊ぶのが仕事です。一日中遊んでいました。 室内遊び 木や粘土で作った人... -
中世の城で騎士たちはどんな日常生活を送っていたのか
ドイツ中世の城で騎士たちによる華やかな宮廷生活が…、と言いたいところですが、実際の生活は厳しいものでした。衣食住は基本的に自給自足です。城は窓が少なくて暗く、石造りの壁は寒さがこたえます。中世の騎士たちはいったいどんな生活を送っていたのでしょうか。 -
中世貴族の服装の変遷
中世の人々も,現代人と同じようにファッションを楽しんでいました。 その変遷を見ていきたいと思います。 時代とともに新しい形,新しい色が誕生していきます。 富裕層は温かい革や毛皮を購入することが出来ましたが,庶民は重ね着をして冬の寒さを耐えし... -
中世封建領主の仕事
領内の仕事を全部召使いに任せるのではなく,領主には領主の仕事の責務があり,領主夫人には領主夫人の仕事の責務がありました。 では,中世封建領主の城主夫妻の仕事とは,一体何だったのでしょうか。 【封建領主の日常的業務】 領域の管理 中世騎士を主... -
騎士の城,ブルク
ブルクとは軍事機能を持つ城のことをいいます。つまり城砦です。周辺住民の安全を確保する場所でもあり、領主の館でもあったところです。 【初期のブルク】 先史時代より外的に襲われたときに逃げ込む“Fliehburgen(避難ブルク)が小高い丘の上に存在して... -
放浪騎士(Fahrender Rittter)―豊かな生活を夢見て旅する若き騎士たち
騎士となるべく教育を受け、刀礼を受けて晴れて騎士となった若き騎士たち。すべてが城持ちの騎士であるわけではなく、多くは金なし、コネなしのないないづくしの騎士たち。そんな若き騎士たちは旅に出て、トーナメントを渡り歩いて資金だけで名誉と名声を稼ぎ、有力貴族の家臣あるいは未亡人と結婚して身を立てました。 -
中世ヨーロッパ貴族の子どもの教育
基本的に、上流階級の母親は自分で母乳を与えず、乳母に世話をさせます。それは昔の日本も同じです。 子どもの教育が本格的に始まるのは7歳から。小学生になる年齢です。 男の子は騎士になることが期待され、女の子は家事だけでなく兵士たちを治療するため... -
中世の食生活
中世は今のように水道もなければ冷蔵庫もありません。 日本と違い自然の厳しい中世ドイツでは,どのような食生活だったのでしょうか。 【飲み物】 日本では飲み物といえば「水」と考えがちですが,水は大変貴重な存在でした。 簡単に手に入らなかった水 流... -
中世の祭り(祝賀会)
祭りは人々の最大の楽しみの一つ。単調でつらい毎日は,この日を糧にして頑張って日々を過ごしていました。 今も昔も,洋の東西を問わず,(一部の)人々の祭りへの意気込みは変わりません。 特別な日には大規模なお祭りが行われ,数日間続くこともありま...
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