ロンネブルク城(Burg Ronneburg)

ヘッセン州

中世騎士の城ということもあって,この城では様々な中世イベントが行われています。トーナメント祭のレポート,城の歴史は下記をご覧ください。

ロンネブルク城の馬上槍試合(Ritterturnier auf der Ronneburg)
ロンネブルク城ではよく中世イベントが行われます。そのイベントの一つであるトーナメント祭を見に来ました。どのイベントも見どころ満載です。 中世生活ショー,ロンネブルク城の歴史はそれぞれのページをご覧ください。 祭の売店  日...
ロンネブルク城(Burg Ronneburg)の歴史
この城の城主はブューディンゲン城の城主と同じです。 中世イベントが充実しており,訪れて楽しい城です。中世祭ショー,トーナメント祭はそれぞれのページをご覧ください。 ロンネブルク城の歴史年表 1258年 文献に残る最初...

この城はケルンブルク(Kernburg:内側)とフォアブルク(Vorburg:外側)の二重構造になっています。玄武岩の上に立つ,典型的な山城(Hohenburg)です。

この城は,ブューディンゲン城と同じイーゼンブルク(Yesenburg)侯爵の城です。

城下の雰囲気も良いブューディンゲン城(Schloss Büdingen)
シュタウフェン朝時代から今に続く侯爵様の城です。元々は水城(Wasserburg)だったようです。城の雰囲気も,街の雰囲気も中世的なところが良いです。ヴェッツラウ(Wettrau)のブューディンガーヴァルト(Büdinger Wa...
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ロンネブルク城の見どころ

この城は中世イベントを頻繁に行っているので,出かける際は行事予定表を見てから行くことをお勧めします。中世ドイツのテーマパークとして非常に楽しめます。お城で村おこしをしているのではないかと思えるほどです。

Die Ronneburg

ロンネブルク城の訪問記

城に着くと,城の前の広場に巨大な攻城兵器がが2つ置いてありました。

Waffen
トレビュシュット(Schleuder)

これらの攻城兵器は,中世イベントで実演されます。

Balide
攻城兵器実演中。荒れ地に向かって実際に弾を飛ばします。

この日は中世生活ショーや馬上槍試合(Turunier)なるイベントなどが行われます。ここでは中世生活ショーをレポートします。

入場料を払って中に入ると,ロンネブルクのスタンプを手の甲にポンとおされました。入場券代りかなとも思いましたが,入場券は別にあるので何のためのスタンプなのでしょうか?ちゃんと入場料を払ったかどうかすぐに分かるようにするための印なのでしょうか?

中に入るといろいろな土産物を売る屋台が立ち並んでいました。そしてスタッフの人達はみんな中世の服を着ています。ナイフ投げの店番をしている子供も中世の服です。

フォアブルクからケルンブルクの方に進む途中,武器屋発見。ゲームの世界でしか見たことがないような武器が売られています。

武器屋

剣や槍は日本に持って帰ることは出来ないですが,楯や兜は武器にならないので,日本に持って帰ることは出来るのでしょうか。

兜のチェーンメイル部分の製作を実演していました。一つ一つリベット打ちしていく手間暇のかかる正規の作り方ではなかったですが,これでもじゅうぶん手間暇のかかる作業であることが見て取れます。一つ一つ専用の台でリングを閉じていくだけのものでした。出来た兜は内側にウレタンを敷いて完成です。土産用の簡素なものとは言え,じゅうぶん価値が有りそうです。

更に進んでいくと。。。

カ~ン,カ~ン,カ~ンと鳴り響く,鍛冶屋の音。上半身裸の男達が,火を操ってました。ふいごで風を送る者,それにナイフを入れて熱する者。

更に奥には,鋳造?中世の服を来た女の人が鋳型を持ってる工房がありました。それぞれの工房の出店には,もちろん,それっぽい素朴な土産物が売られていました。

建物の中は自由見学なので自分の好きなように回ることが出来きます。

台所では実際に調理が行われていました。本当に城の設備を使って,中世の頃の料理が作られていました。その頃,どんなものが食べられていたのか,麦やスパイス等の材料も展示されていました。確か隣の部屋の食堂に麦類が置かれていて,台所のテーブルの上にまな板とナイフが置かれ,タマネギや黒パンの欠片がボールに盛られていました。使い捨てのフォークと皿が置いてあるということは,タイミングが合えば試食できるということなのでしょうか?タイミングが合わなかったので,残念ながら試食できませんでした。

教会:とても質素。どんな人が祈りを捧げていたのだろうかと想像を膨らませてしまいまし。

トイレ:拷問台が展示されていた部屋に,お偉いさんが使用すると思われるトイレがありました。イスの真ん中に穴が空いています。その下におまるを入れて使用していたのでしょう。男の子がトイレに喜んでいて,トイレの説明をするお父さんの姿がありました。

実験室:錬金術の研究をしていたのでしょう。実験道具がたくさんありました。この家系には錬金術に凝った伯爵様がいましたからね。(参考:ブューディンゲン城の歴史)

ブューディンゲン城(Schloss Büdingen)の歴史
シュタウフェン朝時代から続く侯爵様の城。ブューディンゲン城の訪問記は下記をご覧ください。ブューディンゲン城の歴史年表1131ブューディンゲンに最初の領主が現れます。1196十字軍の遠征に出かけた2...

ある部屋:部屋の角に大きな箪笥が置いてあります。窓の外をちょっと覗いてみると,この箪笥の向こうには抜け道と思しきものがあります。窓の外から見える城壁には,柵が無く,少し恐いけど人が通れそうな道があり,隣の建物へと続いています。箪笥のうしろにあの抜け道への入り口がありそうです。

武器類が置いてあるところ(大して置いてないけど)は,金網越しだでした。

厩だったところはは喫茶とレストランになっています。レストランで食べても良かったけど,それ程お腹も空いていなかったので,外の出店でジュースを飲んで休憩しました。

ドンドコドンドコドンドコドンドコ(太鼓の音)

太鼓の音が聞こえてきました。音の聞こえた中庭(Innenhof)の方へ急いで行きました。すると,

ドンドコドンドコドンドコドンドコ
カキーン!カキーン!カキーン!

太鼓の音に合わせてカキーン,カキーンと,チャンバラショーをしていました。やられ役の人が地面に倒れて,最後に止めを刺して(お約束の脇の下),太鼓を叩いていた人と一緒にやられ役の人を起こして挨拶をしておしまい。

やられ役の人はずっと力を抜いて,手も頭もブランブラン状態になってます。なかなか面白い演技でした。

チャンバラをやっていた人はなかなかサービス精神旺盛な人で,ショーをやっている以外の時,カメラを向けると必ずポーズを取ってくれました。

見終わって,第3城門(Drittes Torhaus)を通ったら,今まで閉まっていた扉が開いており,深井戸が公開されていました。水は篭城する際,非常に大切な生命線となります。井戸と巨大な回し車があり,回し車の中に人が入って,ハムスターのように車を回して水をくみ上げていたのでしょう。

井戸の回し車

ロンネブルク城への行き方

アウトバーンの66号線(A66)をフランクフルト(Frankfurt a.M.)からフルダ(Fulda)方面に車を走らせ,43番のランゲンゼルボルト(Langenselbold)で降ります。
Ronneburgの看板に従って一般道を走ります。
ロンネブルク村に入ると城の看板が見つかりますので,看板にしたがって山を登ります。

ロンネブルク城の開館案内

3月~11月 火曜日から日曜日の10:00~18:00
12月~2月 土曜日,日曜日の11:00~16:00時

Burg Ronneburg - Burgmuseum Ronneburg - Ritterspiele - Mittelaltermarkt - Seminare
Burg Ronneburg ist eine der wenigen im originalen Bauzustand des 16. Jh. erhaltenen Höhenburgen Deutschlands und zählt zu den bedeutensten Burgen in Hessen.