新着記事一覧
-
グッテンベルク城(Burg Guttenberg)ハスマースハイム(Haßmersheim)の歴史と見どころを紹介!―ドイツ鷲鷹観測所
古城街道にあるグッテンベルク城は、ネッカー川沿いの城としては珍しく、一度も破壊されたことのない城です。現在も男爵様ご一家がお住いになられており、ツヴィンガーはドイツ鷲鷹観測所として猛禽類の保護や研究が行われています。ここでは、グッテンベルク城の見どころと歴史を紹介します。 -
騎士の城,ブルク
ブルクとは軍事機能を持つ城のことをいいます。つまり城砦です。周辺住民の安全を確保する場所でもあり、領主の館でもあったところです。 初期のブルク 先史時代より外的に襲われたときに逃げ込む“Fliehburgen(避難ブルク)が小高い丘の上に存在していま... -
クヴェアフルト城(Burg Querfurt)‐映画の城
ライプツィッヒの西15kmぐらいのところにある城と同名のクヴェアフルト(Querfurt)という名の街にあるブルクです。 ザクセン・アンハルト州で最も古くからある巨大なブルクで,その大きさはヴァルトブルクの7倍の大きさがあります。城壁の外を堀が囲んで... -
遍歴騎士(Fahrender Rittter)―豊かな生活を夢見て旅する若き騎士たち
騎士となるべく教育を受け、刀礼を受けて晴れて騎士となった若き騎士たち。すべてが城持ちの騎士であるわけではなく、多くは金なし、コネなしのないないづくしの騎士たち。そんな若き騎士たちは旅に出て、トーナメントを渡り歩いて資金だけで名誉と名声を稼ぎ、有力貴族の家臣あるいは未亡人と結婚して身を立てました。 -
中世ヨーロッパ貴族の子どもの教育とはどんなものだったのか
昔の日本と同様に、ヨーロッパでも基本的に上流階級の母親は自分で母乳を与えず、乳母に世話をさせます。 子どもの教育が本格的に始まるのは7歳から。小学生になる年齢です。 男の子は戦士(騎士)になることが期待され、女の子は家事だけでなく、兵士たち... -
中世ドイツの食文化にタイムスリップ!黒パン、ジビエ、香辛料が語る当時の暮らし
中世ドイツの人たちはどんな食事をしていたのかしら?日本と違ってヨーロッパの寒いから、あまり豊かではないイメージがある。 中世の時代は今のように、便利な水道もなければ冷蔵庫もありません。便利なシステムキッチンもありません。 人々は保存食や香... -
ドイツ中世の祝祭―祝賀パーティーの準備から当日の様子
祭りは人々の最大の楽しみの一つ。単調でつらい毎日は、この日を糧にして頑張って日々を過ごしていました。 今も昔も洋の東西を問わず、(一部の)人々の祭りへの意気込みは変わりません。 年に一度の地元の祭りを心待ちにして生活し、祭の日には思いっき... -
クロイツブルク城(Burg Creuzburg)
アイゼナハの北、6kmぐらいのところにある城です。 クロイツブルク城の見どころ クロイツブルク城はホテル,レストラン,そして結婚式場があります。中世の面影を色濃く残すクロイツブルク城で結婚式を挙げ,宿泊し,食事することは,きっと一生忘れられな... -
帝国城塞キフハウゼン(Burg Kyffhäuser):赤髭王伝説の地
ザクセン=アンハルト州との州境近くのチューリンゲン州、標高439.7m(比高約280m)のキフホイザーブルクベルク(Kyffhäuserburgberg:キフホイザー城山)の山中の尾根筋にある帝国城塞。 堀切を隔ててオーバーブルク(Oberburg)、ミッテルブルク(Mittel... -
ラインフェルス城(Schloss Rheinfels)ーライン渓谷の眺めが素晴らしき古城ホテル
ライン川を見下ろす山腹に建つ城で、ライン川下りでその姿を見ることができます。 ライン渓谷のビンゲン(Bingen)とコブレンツ(Koblenz)の中間に位置するザンクト・ゴアー(St. Goar)にあります。 この城はブルク、シュロス、要塞といった要素が1つに... -
ラニス城(Burg Ranis)
チューリンゲン州東部にあるラニス城は,大きな城であるにも関わらず,実はあまり知られていない城です。 チューリンゲン盆地の南端にある山の尾根にあり,険しい岩山を利用して建てられた山城です。 ロマネスク様式の部分は12世紀頃に建てられたと考えら... -
モーリッツブルク城(ハレ)Moritzburg (Halle)‐ザクセン・アンハルト州立美術館
ザーレ川沿いのハレ市にあるモーリッツブルクです。ライプツィヒ(Leipzig)の北東約20kmのところにある城です。後期ゴシック様式の城です。 南西約40kmのところに同名のモーリッツブルク城(ツァイツ)がありますので,混乱を避けるために城名の後に地名...