グリム兄弟が学んだマールブルク城(Landgrafenchloss Marburg)

Schloss Markburg ヘッセン州

メルヘン街道,グリム兄弟の学んだとされるマールブルク大学のある静かな学生街。ラーン川(Lahn)の辺,山の上に立つ山城。城の歴史は古く,城の歩みはヘッセン史そのものです。

マールブルク城は現在,マールブルク大学として使用されています。グリム兄弟はこの城で学びました。

マールブルク城の歴史は下記をご覧ください。

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マールブルク城の見どころ

博物館にはマールブルク城の変遷を示す模型が展示されています。四角い塔と城壁のみの初期の城塞が,時代と共に増築,改築され大きくなり,現在のマールブルク城へと発展していく様子が示されています。

Marburg Imagefilm , Marburg Castle

マールブルク城の訪問記

入場券を買って,博物館の入り口を入ってすぐのところにいる係員に呼び止められました。

「荷物は持っていっちゃだめ。ここのコインロッカーに預けていって」

とのことです。カメラは持ち込んでよいようなので,他の荷物はコインロッカーに入れて博物館の奥へと入っていきました。

現在大学付属博物館として使用されているためだからかもしれませんが,内装がとてもきれいです。大広間といい,礼拝堂といい。歴史を感じさせるボロさが全くなく,生活感も感じません。

マールブルクの城とチューリンゲン+ヘッセンの歴史を紹介した部屋。その部屋には所々床がガラス張りになっており,そこから昔の城の壁が観察できるようになっています。後の時代の城の増築,改築のために埋もれてしまった昔の時代のベルクフリートと壁の一部を上から眺められるようになっています。

このような展示のされ方をしているのは珍しいのではないでしょうか。

部屋の中には年代別城の模型と説明パネル,チューリンゲンの郷土史パネル,発掘の様子を示したパネルがありました。

城の模型を見ると,時代とともに城がどう変遷していったのかがよくわかります。四角柱の塔と環状壁のみの典型的なシュタウフェン朝時代のブルク。次に環状城壁が出来,次第に建物が増え,機能が拡張され,シュロス化していっているのが分かります。

ここに現在の城の模型は置いてなく,現在のものは博物館の入り口,荷物預かり所のところに大きいものがありました。

その後ほかの建物に移って,最上階から順番に見ていきます。一番上の階(5階)は近世の家具類が置いてありました。ベッドや椅子,当時の衣類を着たマネキンがありました。

次の階(4階)は陶器類だったでしょうか。各階に係員がいて見物人を見張っているのですが,ここの係員は暇なのか親切なのか,やたら質問されました。親し気に話しかける係員は,日本では見かけないですよね。

日本から来たことを伝えると,
「確か日本から送られたものがあるよ。」
と言って勝手に案内してくれました。日本の農婦の像がありました。これは明治時代の農婦でしょうかね?

その下の階(3階)は武器。銃器や槍やサーベル類。この辺は別に珍しくもありません。城の博物館には必ずと言っていいほどあります。ここで始めてみたのは,紋章入りの何か?(用途が分かりません)盾の形をしていて紋章が入っていて,かなり色あせています。旗にしては布が絨毯みたいに厚いです。

更に下の階(2階)はキリスト教関係。マリア像とかキリスト像。

ヘッセン州の最後は先史時代が紹介されていました。発掘された土器類と,それらの発掘分布域が面白かったです。ローマとケルトとゲルマンがどのように分布していたのか,興味深く見ることができました。

マールブルク城への行き方

マールブルク駅から街を散策しながら城を目指してみてはいかがでしょうか。
バスもあるようですけど,私は歩きました。

マールブルク城の博物館の開館案内

4月~10月,火曜日~日曜日,10:00~18:00
11月~3月,火曜日~日曜日,11:00~17:00