新着記事一覧
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ノイエンブルク城(Schloss Neuenburg)‐チューリンゲン最大の城
ノイエンブルク城はロマネスク街道(Romanikstraße)にある城です。 ライプツィヒ(Leipzig)とエアフルト(Erfurt)間の真ん中あたり,ナウムブルク(Naumburg)の北約7km,ウンシュトルト川(Unstrut)の東岸にある台地の上に立つ山城になります。 チュ... -
モーリッツブルク城(ツァイツ)(Schloss Moritzburg(Zeitz))‐司教から選帝侯へ
ザクセン・アンハルト州のエルスター(Elster)川沿いにあるモーリッツブルク城です。ライプツィヒ(Leipzig)の南西約40kmのところにある城です。 同名の城が他にもありますので。地名のツアァイツ(Zeitz)を城名の後ろにつけて区別します。 https://bur... -
ミルデンシュタイン城(Burg Mildenstein)‐世界最大の靴がある
ライプツィヒ(Leipzig)とドレスデン(Dresden)の中間にある山城で,フライベルガー・ムルデ川(Freiberger Mulde)沿いにある城(Spornburg)です。 中世中期にはライスニッヒ城(Burg Leisnig)と呼ばれていましたが,14世紀以降にミルデンシュタイン... -
中世の城で騎士たちはどんな日常生活を送っていたのか
ドイツ中世の城で騎士たちによる華やかな宮廷生活が…、と言いたいところですが、実際の生活は厳しいものでした。衣食住は基本的に自給自足です。城は窓が少なくて暗く、石造りの壁は寒さがこたえます。中世の騎士たちはいったいどんな生活を送っていたのでしょうか。 -
中世貴族の服装の変遷
中世の人々も、現代人と同じようにファッションを楽しんでいました。 中世ヨーロッパの中でも、特に独特な文化と歴史を持つドイツ。その服装も例外ではありません。フランスやイタリアのような洗練された美しさとは異なる、力強く重厚なイメージが特徴です... -
中世封建領主の仕事
領内の仕事を全部召使いに任せるのではなく、領主には領主の仕事の責務があり、領主夫人には領主夫人の仕事の責務がありました。 では、中世封建領主の城主夫妻の仕事とは、一体何だったのでしょうか。 封建領主の日常的業務 複雑な法律関係のもとで行政的... -
外郭・ベイリー(Vorburg)―城の経済の中心地
ドイツの城には、外郭やベイリー、フォアブルクと呼ばれる領域があります。日本の城で例えるなら、曲輪や二の丸・三の丸がそれに近いのかもしれませんが、似て非なるものです。外郭とはどんなものなのか、その特徴と役割を詳しく解説します。 -
城(ブルク)はどのような過程を経て建設されたのか
現代のような便利な建機がない中。石造りの城はどうやって建てられたのでしょうか。城を建てたい場所を見つけたのなら、君主に許可をもらい、腕の良いマイスターを雇い、周辺住民を使役し、建設していきます。 -
中世の皇帝たちが滞在したメールスブルク城(Burg Meersburg)
ドイツとスイスの国境にあるボーデン湖。風光明媚で気候も温和。ドイツで人気保養地の一つであるボーデン湖には数多くの城が点在しています。 そんなボーデン湖を望む丘の中腹にあるメールスブルク城は、ドイツで初めて火器が使用された中世の城です。自然... -
城門にかかる跳ね橋(Zugbrücke)はどのように使っていたのか
ヨーロッパの城門によくある跳ね橋。あれは何のためにあるのでしょうか。跳ね橋は、敵に襲撃された時に素早く橋を跳ね上げて城門を遮断するための防御機構でした。ここでは、跳ね橋について深く掘り下げています。 -
ハノーファー王家の夏の離宮マリエンブルク城(Schloss Marienburg)パッテンゼン(Pattensen)
マリエンブルク城は,ハノーファー王家ことヴェルフェン家の居城だった城で,19世紀に建設されたネオゴシック様式の新しい城です。 マリエンブルク城という名の城は他にもあるため,所在地であるパッテンゼン(Pattensen)を付けて区別することもあります... -
レンベック城(Schloss Lembeck)
ルール地方北部、エッセン(Essen)の北,約30kmのところにあるバロック様式の水城で,ホーエマルク自然公園(Naturpark Hohe Mark )内にあります。 レムベッカー・ヴィーゼン川(Lembecker Wiesen)から水を引き込み,長方形の池となって城の周りを取り...