ホンブルク城(Landgrafenschloss Homburg)

Schloss Homburg ヘッセン州

バート・ホンブルク(Bad Homburg v.d.Höhe)にある17世紀末に建てられたシュロスです。

バート・ホンブルク城(Schloss Bad Homburg)と表記されることもあります。

提灯祭り(Laternen Fest)に行ってきました。

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ホンブルク城の見どころ

年に一度の提灯祭の日に,お城が一般公開されます。お城には電灯がなく,燭台やシャンデリアに本物のろうそくを灯して部屋の照明にしています

電気がまだない時代の,ろうそくの明かりによる薄暗い部屋の雰囲気を味わうことができます。

5Wochen5TrailsHessen2012 35 Schloss Bad Homburg

ホンブルク城へのアクセス

フランクフルト(Frankfurt am Mein)からS5(5番のS-Bahn)に乗ってオーバーウアゼルの駅(Oberursel Bh)で下車,917番のバスに乗り換えて,Ritter von Marx Brückeで降りたところにあります。

ホンブルク城の一般公開

1999年は8月27日から30日にかけて提灯祭りがありました。年に一度の提灯祭の日に,城の内部が一般公開されます。

お城に着き,入場料を払い,巨大なスリッパを靴の上から履いて中に入ります。中は土足厳禁となっています。

内部は非常に暗いです。というのも電気による照明は一切無く,全てろうそくによる照明になっているためです。

シャンデリアをはじめすべての燭台にロウソクが灯されています。電灯ではなくろうそくのみの明かりのため当時はどの程度の明るさだったのかということが良く分かります。電球に頼らない,本当の明るさを知る機会なんて,現在ではとても貴重なものではないでしょうか。

まだ外が明るかったので外から射し込む日の光で多少は明るかったのですが,電灯に慣れた目では部屋の照明がろうそくのみというのは本当に暗く感じます。

昔はロウソクは高価なものだったので,節約して実際にはこれよりも少ない本数だけだったかもしれないと考えると,室内はかなり暗い環境であったことが想像できます。

この一般公開のために,すべての燭台やシャンデリアにろうそくの火を灯すのも消すのも大変な作業なんだろうなと,想像しながら歩きました。

一緒に見学をしている人が,
どうして城には廊下がないの?
という素朴な疑問を投げかけていました。

城に廊下がないのは防衛のためであり,もし廊下があったら主人の部屋まで一気に攻め込まれてしまう危険があるため,あえて廊下を設けていない

といことを解説しました。廊下が設けられるようになったのは近代になってからであるため,廊下がある部分は近代になってから増築された部分ということが非常に分かります。

書斎には本がびっしりと並べられています。背表紙が読めなくなってしまっているものがかなりあります。

城の見学を終わって,祭を楽しむことにします。広場では即席の遊園地が設置されます。

バート・ホンブルクの提灯祭

広場に設置される遊園地

露店には食べたり飲んだり出来るテーブルと椅子が並んでいることが多いです。

そして祭りでは,昼間からビール飲んで酔っ払っているドイツ人に出会えます。驚くべきことに,ドイツの祭りの露店では,普通にお酒を売っているのです。

フライドポテト,焼きソーセージやギロスで空腹を満たしつつ,祭の雰囲気を楽しみました。

祭の露店

夜にはパレードが行われます。

パレードは鼓笛隊に,バトンに,・・・。

馬車まで登場するんですね。馬車が歩いた後には,お馬さんの忘れ物が時々落ちていることがあるので,足元には注意です。特に夜は暗くて見えにくいので,注意しましょう。踏んづけたら大変ですよ。

お祭りのパレード
馬が馬車をひいています

面白いなと思ったのは,巨大なビール樽の行進。

ビール樽の後ろには,歩きながら樽からビールをコップに取り出す人がいて,見物客に配っています。そして,見物客はその周りに集まって,順番にビールをもらっています。

これぞドイツだ」と思えた光景です。