王様のファンタジー,ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)

ノイシュバンシュタイン城 バイエルン州

知る人ぞ知る,狂気のバイエルン王ルードヴィッヒ2世(Ludwig II)が建てたイミテーション城。

ディズニーのシンデレラ城のモデルになっているのは有名な話。本当の意味で城ではないですが,あまり気にしないでおきましょう。

本来城というものは軍事施設,王侯貴族の生活の場,政府機関のいずれかの機能を必ず持つものですが,これはそのどれにも当てはまらず,その匂いも全くありません。

まさに王様の別荘です。

ですから,城塞マニアにはお勧めいたしません。歴史ロマンのかけらも感じないので,城好きにはお勧めしません。

しかし,王様のファンタジーを具現化した城なのでファンタジー好きの人には大いにお勧めできるる城です。

ノイシュバンシュタイン城について,あるドイツ人が,「あんなとこ行くの,アメリカ人と日本人だけだよ(笑)。本当の城じゃないしさ」と言っていました。

あそこを城だと思いこんで行くのは,真の意味で(ヨーロッパの)城というものを分かっていない人たちだというのです。

ですが,建てた人の気○いっぷりを見に行く価値は確かにあります。

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ノイシュヴァンシュタイン城の見どころ

多くの人がそこに向かうのですぐに気が付きますが,小道を入って坂道を上っていったところにあるマリーエン橋(Marien Brücke)は絶好の写真スポットです。

ノイシュヴァンシュタイン城とその後ろの湖を写真に収めることができ,写真集で見るようなノイシュバンシュタイン城の写真を撮ることができます。

マリーエン橋からのノイシュバンシュタイン城

リヒァルト・ヴァーグナーの歌劇を予習していくと,ノイシュヴァンシュタイン城の絵画をより堪能することができると思います。

#360Video: Schloss Neuschwanstein | DW Deutsch

ノイシュバンシュタイン城への行き方

ブンデス17号線,シュヴァーンガウ(Schwangau)に入ったらKönig Schlösserの標識が見つかります。

ブンデス17号線は一部を除いてアウグスブルク(Augsburg)からのロマンティック街道(Romantischestraße)になっています。

アウトバーン7号線(A7)を使ってきた場合,ブンデス16号線でフュッセン(Füssen)を目指し,フュッセンで17号線に入ります。

ノイシュバンシュタイン城の訪問記

ガイドツアーの言語

ガイドツアーは英語とドイツ語のみ。日本語はありません(聞きました)。ドイツ語でと英語,ぞれぞれ1回ずつ経験しました。

どちらを選んでも,日本語のテープガイドを聞くことになるから,どちらを選んでも大差ありません。

ドイツなので,ドイツ語のガイドコースのほうがドイツの雰囲気を楽しめます。ミュンヘンは英語でミューニックになってしまうので,ミュンヘンはやはりミュンヘンと聞きたいです。

日本語ガイドが聞けるトランシーバーみたいな装置はどこで借りられるのか入り口の係員に尋ね,借りました。

日本人団体のツアーグループとすれ違いました。このグループの人たちは,トランシーバーみたいな装置を持っていません。団体観光ツアーで来ると,日本語によるガイドが行われているのでしょうか?だから,私たちが持っているような装置は必要ないということなのでしょう。

ノイシュバンシュタイン城を訪れたときのことを紹介するサイトで,日本語のガイドツアーがあったというのを見かけますが,それは団体観光旅行できた人なのでしょう。

個人で来た場合はドイツ語か英語のガイドツアーで,日本語テープの装置を持ってまわることになります。

今はまた違う装置になっているかもしれません。

ノイシュヴァンシュタイン城のガイドツアー

チケットには番号と開始時間が書かれていました。時間になったらツアー開始場所に集まり,ツアーに参加します。

最初の部屋では城の歴史と見学における諸注意がありました。カメラ撮影は禁止です。

一見すると教会のような謁見の間。謁見の間に全然見えないです。

食堂(Speisezimmer)は,タンホイザー(Tannhäuser)のば面を描いた絵があります。

寝室(Schlafzimmer)のトイレは見えないところに隠されています。

居間(Wohnzimmer)には,ヴァルトブルク(Wartburg)で見た家具にそっくりなものが置いてあります。これが噂のヴァルトブルクの歌合戦の間(Sängersaal)のコピーです。

ヴァルトブルクのものにそっくりです。ヴァルトブルクのものに比べると,豪華ですが,味がありません。

ユネスコ世界文化遺産,ヴァルトブルク(Wartburg)城
言うまでもなく,アイゼナハ(Eisenach)にある超有名な城です。よくワルトブルク城と表記されているのを見かけますが,ドイツ語読みを正しく表記すればヴァルトブルクとなります。1206年にここで行われたと言われる歌合戦の伝説を,リ...

人工洞窟と温室があります。このような城には必要のないものを作ってしまっているので,城ではなく王様のための遊園地と言われる一因となっています。

歌人の間(Sängersaal)。これはヴァルトブルクの大広間をコピーしたものです。ヴァルトブルクに比べるとやはり豪華ですが,重厚さがかけらもありません。天井は高いですが,奥行きは短いです。

台所(Küche)。前はここまでガイドさんからを聞けました。トランシーバーのような装置には台所の説明も入っていました。装置を返すのは台所の後です。

1回目に行った時と,2回目に行った時では,チケットの購入から内部のガイドツアーのコースがいろいろ変わっていました。いまはまた違っているかもしれません。

ノイシュバンシュタイン城は室内の絵画や調度品は価値のあるものが多いので,見る価値は在ります。リヒャルド・ヴァーグナー(Richard Wagner)の歌劇の物語を予め調べてから行くと,より絵画が楽しめると思います。

城というよりも,ただの博物館としてみると,楽しめます。

マリーエン橋(Marien Brücke)からの眺め

城を出た後,そこからの眺めが良いとされるマリーエン橋(Marien Brücke)へ行きましたってみることにした。

やや距離があります。山道なので登るのはたいへんですが,着いた先には宝石のような素晴らしい眺望が待っていました。ぜひ,マリーエン橋には行ってください。

ノイシュバンシュタイン城の営業案内

夏期(4月~9月)

9:00~18:00

冬期(10月~3月)

10:00~16:00

ただし,12月24,25,31日,1月1日は休城日

Bayerische Schlösserverwaltung | Schloss Neuschwanstein | Aktuelle Informationen
Offizielle Website von Schloss Neuschwanstein, dem Märchenschloss von König Ludwig II. von Bayern in Schwangau im Allgäu