城とは何か– category –
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ドイツの城の構造
ドイツの城の構造―日本の城と西洋の城の違いと共通点
ドイツを始めとするヨーロッパの城の構造は、機能的に日本の城と同じところもあれば、日本の城にはないものもあります。城の各部分がどのような機能と目的を持っているのかを知ると、城を見る目が変わり、よりいっそう楽しくなります。このページでは、ヨーロッパの城の構造と機能を解説します。 -
城とは何か
帝国城塞(Reichsburg)や王城(Könichspfalz)といわれる城はどんな城?
帝国城砦やカイザープファルツと呼ばれる城は、複数存在します。それはなぜなのか。中世神聖ローマ帝国は首都を持たない帝国で、国王や皇帝たちは移動生活をしながら政治を行っており、移動拠点ごとに帝国城砦やカイザープファルツが建てられていました。ここでは、帝国城砦とはどんなものなのかを解説しています。 -
城とは何か
モット・アンド・ベイリーとはどんな城?
ヨーロッパの初期の城砦は、モット・アンド・ベイリーという形式の城です。モット・アンド・ベイリーは騎士城の起源となる城でもあります。モットは築山の上に塔を建て、堀と木柵で囲んだ防御施設です。ベイリーはモットの麓に築かれた村のことです。このページでは、モット・アンド・ベイリーがどんな城なのかを解説します。 -
城とは何か
ドイツには城がいくつあるの?城が多い理由は?
ドイツにはたくさんの城があると言われているけど、その数はいったいいくつなのか?ドイツに城が多いのはどうして?そんなことを考えたことはありませんか。ドイツにある城の推定数と、ドイツに城が多い理由を解説しています。 -
ドイツの城の構造
城の稜堡(Basiton)とはなにか
ヨーロッパの近世城郭に、角張った出っ張りがあることに気づいた方はいらっしゃいませんか?あの出っ張りは稜堡といい、中世の高い塔や城壁は、大砲の前では無力で、大砲が発達した時代に考案された防衛システムです。ここでは、稜堡について詳しく見ていきます。 -
ドイツの城の構造
外郭・ベイリー(Vorburg)―城の経済の中心地
ドイツの城には、外郭やベイリー、フォアブルクと呼ばれる領域があります。日本の城で例えるなら、曲輪や二の丸・三の丸がそれに近いのかもしれませんが、似て非なるものです。外郭とはどんなものなのか、その特徴と役割を詳しく解説します。 -
城とは何か
城(ブルク)はどのような過程を経て建設されたのか
現代のような便利な建機がない中。石造りの城はどうやって建てられたのでしょうか。城を建てたい場所を見つけたのなら、君主に許可をもらい、腕の良いマイスターを雇い、周辺住民を使役し、建設していきます。 -
ドイツの城の構造
城門にかかる跳ね橋(Zugbrücke)はどのように使っていたのか
ヨーロッパの城門によくある跳ね橋。あれは何のためにあるのでしょうか。跳ね橋は、敵に襲撃された時に素早く橋を跳ね上げて城門を遮断するための防御機構でした。ここでは、跳ね橋について深く掘り下げています。 -
ドイツの城の構造
ドイツの城:城主の邸宅パラス(Palas)はどのような建物なのか
ドイツの城には、パラスと呼ばれる建物があります。パラスは、城主の生活の場であり仕事場でもありました。パラスにはどのような部屋があり、どのように使用されていたのかを解説します。 -
城とは何か
ドイツの城:ブルク(Burg)とシュロス(Schloss)、フェストゥンク(Festung)の違い
一口に「ドイツの城」といった場合、そこには「ブルク」や「シュロス」、ときに「レジデンツ」や「要塞」が一緒くたにされてしまっていることがあります。しかし言葉が違うということは、その意味することも違うことを示しています。ここでは、その違いについて解説します。 -
城とは何か
ドイツ語「Burg」の言葉の語源
古代ローマは国境に見張塔を建てました。その見張塔を“burgi”と言い、それがドイツ語のBurgになったという説があります。 しかしこの言葉はインドゲルマン語族に広く見られます。サンスクリット語pura、ラテン語burgus、アングロサクソンbyrig、英語boroug... -
城とは何か
ドイツの城(ブルク)の地勢による分類
数多く存在するドイツの城は、立地によって山城、平城、岩城の3つに大きく分類されます。これら3つは立地によってさらに細かく分類されます。地形による城の分類を解説し、その立地に立つ代表的な城を紹介します。
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