絢爛豪華なジグマリンゲン城(Schloss Sigmaringen)

Schloss Sigmaringen バーデン・ヴュルテンベルク州

黒い森(Schwarzwald)はドナウ川(Die Donau)上流,ジグマリンゲン(Sigmaringen)にあるシュロスです。もともとこの地域は中世城塞の超密集地域で,地図を見ると城跡の記号がたくさん並んでいます。でもこのお城は近世の城なので,それらの城跡群とはほとんど関係ありません。

名門ホーヘンツォレルン(Hohenzollern)家の居城です。

ジグマリンゲン城の歴史は,下記をご覧ください。

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ジグマリンゲン城の見どころ

とにかく豪華。調度品,壁や天井に至るまでとにかく豪華絢爛です。武器庫のコレクションも見事で圧倒されます。

Schloss Sigmaringen

ジグマリンゲン城の訪問記

遠目に見ても巨大な城だと感じていましたが,近くで見ても,どう写真を撮ったらいいか迷ってしまうような城でした。

さっそくチケットを購入してガイドツアーに参加することにしました。

ガイドさんがやってきて,中庭から各建物の大雑把な歴史の説明を受けます。どの建物がいつごろできたのかという説明です。続いて中を見学するときの注意事項についての説明を受けました。

ここは靴の上にスリッパを履くのではなく,靴のまま見学できるのですが,見学者は必ず赤絨毯の上を歩きます

一番最初に通された部屋は両側に装飾用と思しき甲冑が1対。置いてある家具もよい品です。階段の下には大きな陶器があり150cm以上はあるのではないでしょうか。この陶器は城主が結婚したときに送られたものだそうです。

階段の所の窓には金属製の騎士の置物があり,それも何か意味があるようです。

あるご婦人の部屋は,ポルトガルの王妃になった方らしいです。その部屋の鏡台のガラス細工が非常に人目を引きつけるものです。鏡の周りにガラスの花が飾られているものです。

その隣のそのお姫様の寝室には,これまた豪華なガラス細工のシャンデリアがありました。

ですが近世にいろいろ電化されたらしく,シャンデリアもロウソクではなく電球用のものです。そして暖房システムもセントラルヒーティング(Zentral Heizung)になっているらしいです。暖房は窓の所を通っており,外からは見えないような造りになっているそうです。

暖房設備はかなり近代的ですね。

天井は,今まで見た城には無かったような細工,銅板レリーフ。他にもいろいろな天井があって豪華。ドアにもそのようなものが付けられていて,豪華でした。

代々の城主でしょうか,壁に全身の肖像画が描かれている部屋に案内されました。代表的な人だけ説明を受けます。時代とともに変わる衣装の変遷が,肖像画から伺えます。

ホールに案内されると,そこにはポセイドン(像)がいました。奥にはスキュラ(像)が1対。

そしてこういう城にはお決まりの,虐殺の間,じゃなかった狩猟の間があります。小さなシカの頭と大きなシカの頭がたくさん飾ってあります。

ヒグマ(絶滅危惧種)が1頭寝ており,熊をしとめたときの写真(死んだ熊の上に腰掛けてるお決まりのポーズ)と猟銃がガラスケースに展示されていました。

アカキツネ(現在保護対象)にクロライチョウ,ヨーロッパオオライチョウまで。上では鷲(オジロワシ?)の剥製が回っています。アオサギ他いろいろな動物がありました。

狩猟の間から階段を降りると,そこは武器庫

武器庫の前には甲冑が十数体飾られていた。その前には鍵?と思しきものがいくつかガラスケースに入れられて展示されていました。よく出来ているけど,どういう鍵の仕組みになっているのか,いまいち良く分かりません。

ガイドさんが,武器庫の説明をします。
武器庫には3000点の武器が納められているらしい。

さすがは武器コレクターです。ウォー・ピック(war pick),ブラワ(bulawa),メイス(mace),サーベル(sabre),ツヴァイハンダーZweihander),ハルバード(Hallebarde),グレイヴ(glave),他にもいろいろな武器。銃もたくさん。そんなのが所狭しと両側に並んでいます。武器は金網のフェンスで守られているのですが,金網のすぐ向こうに並んでいます。

日本の鎧発見。東南アジアの武器もある。

フランベルジュは実用的な刃もあれば,どう見ても装飾用の刃もあります。波打ち方が違うから分かります。刃が波打っているスピアもありました。

レイピアのように見えるけど,その刃がねじれて螺旋を描いてるもの。ドリルレイピア?ともいえるような,あまり実用的でもなさそうなので,きっと装飾用でしょう。

その武器庫を出て外に繋がる階段の両側には,これまたスピアがずらりと並んでいた。

外に出て,入り口にあった銃の説明。真っ黒で見た目にも大きくてずっしりと重そうな銃です。30kgはあるらしい。こんな銃ははじめて見る。名前は分からないけど,あまり実用的ではなさそう。超初期の銃だったのかでしょうか

これでガイドツアーは終了。

時間的余裕があまり無かったので帰ってしまいましたが,城の周りを散策てみるのも楽しそうです。

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ジグマリンゲン城への行き方

シュツットガルト(Stuttgart)よりA81号線をジンゲン(Singen)方面へと車を走らせます。ブンデス(Bundes)463号線をバーリンゲン(Balingen)→ジグマリンゲン(Sigmaringen)へと走らせます。

ジグマリンゲンに入れば,すぐに城は目に付きます。かなり目立ちます。

ジグマリンゲン城の開館時間

夏期(4月~10月)

毎日,9:00~18:00
最終ガイドツアーは17:00

冬期(11月,12月および3月)

毎日,10:00~17:00
最終ガイドツアーは16:00

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