エック城(Schloss Egg)

バイエルン州

チェコの国境に近く,パッサウ(Passau)とレーゲンスブルク(Regensburg)の中間地点あたりにあるこじんまりとしたシュロスです。

現在も城主様が住んでおり,城の一角がホテルおよびレストランとして運営されています。

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エック城の見どころ

もとは騎士の城なので,とてもこじんまりとした城になっています。

城の規模は小さいですが,ベルクフリート環状城壁,落とし格子,張出し歩廊といったブルクとしての設備が一通り揃っています。もともとは水城です。現在堀は埋め立てられていますが,堀があったであろう跡をみることはできます。

ガイドツアーに参加することにより,ベルクフリートに登ることもできますし,内部の調度品などをみることができます。上級貴族の豪華さはありませんが,騎士階級の質素な生活ぶりをうかがい知ることができます。

Schloss Egg 16.04.2016

エック城へのアクセス

アウトバーン3号線から,メッテン(Metten)またはデッゲンドルフ(Deggendorf)にはいり,エッガー通りを通って城に向かいます。

エック城の歴史年表

5~10世紀
木製の防衛施設,いわゆるモットがありました。この時代に地下室とパラスも存在していました。
11世紀
城は木製から石造りに変わります。
1103年
“Thiemo de Ekke”として領主がはじめて文献に登場します。シュトラウビング・ボーゲン伯爵に仕えていました(Grafen von Straubing-Bogen)
1242年
ボーゲン伯爵家が途絶えると,バイエルン公爵家に仕えるようになります。自由騎士として,何度も馬上槍試合に参加しています。
1403年
エック家が途絶え,フラウベルガー(Frauberger)家のものになります。
1427年
施設はハインリッヒ16世・フォン・バイエルン(Heinrich XVI.von Bayern)公爵(ヴィッテルスバッハ家)に売却されます。公爵の所有ですが,城の管理人として配下の騎士たちが配属されて居住しています。
1581年
ヴィルヘルム五世公爵(Herzog Wilhelm V.)は再び城を抵当に出し,1589年に評議員であり会計係でもあるカール・ケック(Karl Keckh)が購入しました。
三十年戦争
スウェーデン軍が城を破壊して火を付け都市を略奪しました。破壊されたと言っても,城の中世部分が多く残っており,破壊は限定的であったと考えられます。その後,城は様々な人の手を渡り歩きます。
1840年
バイエルンの経済大臣であるヨーゼフ・フォン・アルマンシュペルグ伯爵(Graf Joseph von Armansperg)がこのしろを購入し,ロマン主義の城として改築し,居住可能としました。伯爵は晩年をこの城で過ごしました。
19世紀
伯爵家が断絶した跡,再び様々な家系がこの城を手に入れたり売却したりしています。そして様々に城に手が加えられています。
1939年
ヨーゼフ・マクシミリアン・ハートル(Joseph Maximilian Hartl)が城を購入します。現在の城主はこの家系になります。
1963年
ホテルおよびレストランがオープンします。

エック城の営業案内

4月および10月 火曜日~金曜日の10:00~16:00
3月および9月 毎日10:00~16:00
6~8月 毎日10:00~17:00

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Schloss Egg、Bernried, Germany - 「いいね!」2,188件 - Schloss Egg