ドイツの城の構造

ドイツの城の構造 ドイツの城の構造

城壁,跳ね橋,堀等,城はいろいろな構成パーツから成り立っています。それらの構造について説明します。

ドイツの城の構造

跳ね橋(Zugbrücke)

中世ヨーロッパのブルクや城塞都市の城門に見られた防衛施設の一つで,堀の上に掛けられた稼働橋です。 堀は空堀のこともあれば,水堀のこともあります。 跳ね橋は中世中期にはすでに存在していましたが,ドイツ語圏で普及したのは中世後期に...
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パラス(Palas)

城の基本構造の一つです。パラスは本館とも訳される建物で,城主の主な生活の場所になります。 ベルクフリーとは万が一の時の防衛施設ですが,パラスは生活のための施設です。寝室があり,婦人の間があり,キッチン,食堂などがあります。 生...
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落とし格子(Fallgitter)

中世ヨーロッパのブルクや城塞都市の城門に見られた防衛施設の一つです。 落とし格子の大部分は木製で,一部を金属を用いて補強していました。 格子の下端は尖った杭状であり,格子の杭の部分が落ちる場所には穴が開けられており,穴には衝撃...
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張り出し歩廊(Wehrgang)

日本語ではよく張り出し歩廊と紹介されているので,張り出し歩廊として紹介させていただきます。ドイツ語の表現としては,防御歩廊といったところでしょうか。 張り出し歩廊はブルクや要塞,要塞化した都市や教会の胸壁上部に設けられた防御施設です...
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お堀(Burggraben)

城を防衛するために掘られた障害物としての溝のことを掘りといいます。水がはられているものを水掘(Wassergraben),水がないものを空堀(Trockengraben)と言います。 堀は城全体をぐるりと取り囲むこともありますが,一...
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環状城壁(Ringmauer)

ブルクを形作っている城壁です。城の大事な構成要素で内側を守ります。真のブルクには必ずこの環状壁があります。環状城壁もいろいろなタイプに分けられます。 環状城壁の構造  城壁構造は城の立地条件に関係し,防備を固める必要性,付近...
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ベルクフリート(Bergfried)とは

強固で高い塔のこと。英語ではキープ(keep),仏語ではドンジョン(donjon)と言います。日本語ではよく『天守』と訳されているのをよく見かけます。城の重要な基本構成要素の一つです。 ベルクフリートの役割は,ブルクの他の部分を見...
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