ミュンスター選定司教(Fürstbischöfe von Münster)の狩猟用宮殿だった水城で,バロックシュロスです。
街のランドマークとなっており,博物館として使用されています。
左右対称の水城で,本館は長方形の島にあり,橋でつながっています。本館は三翼からなり,コの字型でフォアブルクに向かって開いています。
目次
アーハウス城の見どころ
城の建物,城のある島がシンメトリーになっているのがめずらしいです。2つの博物館はいずれも無料で入場することができます。
学校博物館(Schulmuseum)
学校の歴史,学校と生徒の変遷を展示されています。
昔の学用品,机と椅子,教室の雰囲気などがわかります。
楼門博物館(Torhausmuseum)
中世からの街の歴史が展示されています。
中世後期の革靴に,見る価値があります。
アーハウス城への行き方
A31号線をAhausでおり,北西に向かって走ります。
アーハウス城の歴史年表
- 11世紀
- あーハウスの領主が,現在バロック館がある場所にブルクを建てました。
- 1406年
- ミュンスター選定司教オットー四世・フォン・ホヤ(Otto IV. von Hoya)のものになります。
- 1688年
- 選定司教フリードリッヒ・クリスティアン・フォン・プラッテンベルク(Friedrich Christian von Plettenberg)の命により,古いブルクは取り壊されました。
- 1690年
- 新しいバロック様式のシュロスが完成しました。
- 1718年
- 城の庭園が完成します。
- 七年戦争
- 戦争により破壊され,再建します。その後,ミュンスター司教の夏の居城として使用されます。
- 1819年
- ヘルマン・オルデンコット(Hermann Oldenkott)が城の北翼にタバコ工場を建設します。第二次世界大戦まで,工場として可動します。
- 第二次世界大戦後
- 戦争により破壊されてしまった城を再建し,アーハウスの郡庁舎をここに移転しました。美術品等を集め,楼門博物館,学校博物館として誰でも気軽に見学ができるようになりました。
現在は技術アカデミー・アーハウスが所有しています。
アーハウス城の営業案内
- 学校博物館の開館時間
- 火曜日~金曜日 10:00~12:00
土曜日,日曜日 10:00~17:00 - 楼門博物館
- 10月~3月の土曜日,日曜日,祝日 14:00~17:00
4月~9月の火曜日~金曜日 10:00~12:00,遠う美,日曜日,祝日 10:00~17:00