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稜堡
火器が発達し、中世の高い塔ではもはや防御の役割を果たさなくなった時代、塔の代わりに発達した防御システムで、城壁の外に張り出すように設けられた。 詳しくは稜堡をご覧ください。 -
ロマネスク
ロマネスク様式とは,中世ヨーロッパの建築,芸術の様式を指します。 ロマネスク時代は5世紀のローマ帝国没落以来,ヨーロッパ全体で起こった最初の芸術活動の時代となります。 ロマネスク建築は950/960年頃から始まったとされ,ヨーロッパ各地に見られる... -
フォアブルク
ドイツ語のVorburgは「城の外郭」を意味し、日本語では「外城」「郭外」「城下町」としばしば訳されることがあります。 これは通常、主郭(HauptburgまたはKernburg)と呼ばれる城の中心部分とは区別され、城の運営に必要な施設が置かれました。 具体的に... -
跳ね橋
中世ヨーロッパのブルクや城塞都市の城門に見られた防衛施設の一つで,堀の上に掛けられた稼働橋です。 詳しくは跳ね橋をご覧ください。 -
フォークト
フォークトとは,中世,近世ドイツの貴族役人のことです。日本語では代官とも,城代とも訳されることがありますが,日本史の城代とは役割が違います。 領地の管理と司法の任を,領主に代わって執行します。 不在がちな領主に代わって城に住み,城の管理と... -
ゴシック
ドイツの城郭におけるゴシック建築は、12世紀から16世紀にかけて栄え、防衛上の要塞としての機能だけでなく、権力の象徴としての役割も担っていました。 ゴシック建築の特徴は、以下のとおりです。 尖頭アーチとリブ・ヴォールト:重厚な石造りの外壁と、... -
プファルツ継承戦争
1688年から1697年まで続いたフランス国王ルイ14世(Loui XIV.)による侵略戦争の一つ。 この戦争により,モーゼル川およびライン川沿いの城塞,ハイデルベルク城が破壊されました。 詳しくはプファルツ継承戦争をご覧ください。 -
パラス
城の基本構造の一つです。パラスは本館とも訳される建物で,城主の主な生活の場所になります。 詳しくはパラスをご覧ください。 -
避難ブルク
避難ブルク(Fluchtburg)は,普段生活している村落が盗賊や他国の軍隊に襲われたとき,一時的に避難するために用意された避難所のことを言います。 避難ブルクは小さな要塞となっており,小高い山の上(山がなければ築山の上),に築きました。 土塁を築... -
三十年戦争
三十年戦争とは,1618年から1648年の三十年間続いた戦争で,ドイツ国内の荒廃をもたらしました。 新教と旧教の対立から始まり,フランスやデンマーク,スウェーデンをも巻き込む国際紛争へと発展していきました。 詳しくは,三十年戦争のページをご覧くだ... -
選帝侯
ドイツ国王および皇帝を選出するための選挙権を持つ封建領主または聖職者を選帝侯といいます。 詳しくは,選帝侯(Kurfürst)とはを御覧ください。 -
辺境伯
辺境伯はカロリング朝時代に北,東,南東の国境領域の領主に与えられた称号です。 辺境伯の職務は特に国土防衛と国土開発です。その点が他の伯爵の職務とは大きく異なる点です。 詳しくは辺境伯とはをご覧ください。