背丸角石

「Buckelquader」はドイツ語で「凸状の石材」を意味します。

背丸角石は12世紀から13世紀にかけて、ドイツ南西部を中心に広く用いられました。特にホーエンシュタウフェン朝の皇帝によって建てられた城に多く見られ、この時代の建築様式の象徴的な要素の一つになっています。

表面は、きれいに整えられていることもあれば、粗削りのままのこともあります。製造過程で精巧に加工され、通常、石の中央部が最も高くなるように形成されています。

カイザープファルツ・ゲルンハウゼンの背丸角石

カイザープファルツ・ゲルンハウゼンの背丸角石

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