フリードリッヒ一世(赤髭王)

 1147年から1152年まではシュヴァーベン公爵フリードリッヒ三世(Friedrich III. Herzog von Schwaben)でしたが,後に皇帝に即位してフリードリッヒ一世赤髭王と呼ばれるようになりました。赤髭王にまつわる伝説が出来たり,偽フリードリッヒが登場したりするほどの皇帝です。

 赤髭王と言う名称は,イタリア遠征時,見事な赤髭を蓄えていたことからついたイタリア語の呼び名です。ドイツ語ではRotbartと言う表現も時々見かけますが,意味はまったく同じ赤髭です。

 クレメンス三世(Klemens III.)の第三回十字軍の引率者としての要請を,既に60代後半となった初老の赤髭王は喜んで引き受けました。しかし1190年6月10日,その途中のアナトリアのSalepf川で溺死。遺体は見つからず伝説となります。享年67歳。

詳しくはフリードリッヒ一世(赤髭王)をご覧ください。

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